INTERVIEW

社員インタビュー
福喜多 優介
福喜多 優介開発二部(2019年入社)

努力は必ず報われる。
すべては「お客様のため」に。

Yuusuke Fukukita

PROFILE

入社後、開発2部2課に所属し、「お~いお茶」のほうじ茶とプライベートブランドの商品の開発を担当。商品コンセプトに合った新しい原料の選定、香味作り、それらを生産するための技術の開発を行っている。さらには、お客様が求めている商品の分析にも取組んでいる。

伊藤園を志望した理由を教えてください。
製品開発を通じて健康へ
アプローチをしたい

学生時代、主にがんに関する研究をしていました。製品開発の仕事を通じて人々の健康に貢献したいと考えていた私は、製品開発のコンセプトに「自然・健康・安全・良いデザイン・おいしい」を掲げている伊藤園に関心をもちました。脂肪を落としたい、記憶力の低下を防ぎたいなどの想いにアプローチできるのは、日常的に口にする飲料ではないかと思ったのです。そして、面接の時に感じた「挑戦」できる社風と人の温かみが、決め手となりました。実際に、入社してまだ1年半の私でもPB(プライベートブランド)商品をメインで担当させていただいています。失敗することもありますが、どんな点が駄目だったのかを先輩方に教えてもらえるので、日々成長を実感しています。

仕事のやりがいは何ですか。
仕事のやりがいは何ですか。
トライ&エラーを繰り返し、
答えにたどり着いた時

商品をお客様に届けるまでには、部署によって意見のズレが生じることがあります。マーケティング本部は現行の商品を改良したことによる影響を懸念して念入りに検討します。開発部は現行商品を改善することを使命としています。他部署と何度もコミュニケーションを重ねたことで、採用が決まった時は、何よりも嬉しいです。
また、開発業務そのものも面白いです。ほうじ茶は、火入れ度合いによって香味が変化します。当初は、その「香味が変わっている」という感覚がつかめず苦労しましたが、だんだんと香味や味の違いがわかるようになってきました。自分なりに仮説を立てて検証し、問いの答えを見つけることに達成感を感じます。

入社してから成長したと感じることを教えてください。
伊藤園に入社して、成長したと感じることを教えてください。
お茶の専門家への一歩を

入社前は、お茶といえば緑茶とほうじ茶しか知りませんでした。自分で入れて飲むこともなく、売ってるペットボトルを買って飲むくらいだったのです。しかし入社後、お茶に触れ合う機会も、自身で勉強することも多くなりました。茶葉によって、甘さが特徴のもの、渋みが特徴のものなどさまざまです。また、焙煎時の火の具合など、ちょっとしたブレでも、味は大きく変化します。「この茶葉だったら渋みが強く出るだろう」「この加熱具合なら、香味はこんな感じだろう」と仮説を立てながら実験を繰り返すことで、知見を深めています。今後は、素材を「生かす」ための細やかな調整を、今以上に勉強していきたいです。

現在の充実度は何点ですか。

現段階では80点です。なぜなら、自分の知識、技術が足りていないことを痛感する場面が多々あるからです。自分の知見を高め、それを製品開発に充分に生かせるようになった時こそ、自信をもって100点を出せるのではと考えています。しかし、職場環境、社員の人柄、仕事のやりやすさの観点では、100点です。温かい社風なので、非常に働きやすく、毎日が充実しています。

ズバリ伊藤園の魅力とは?
ズバリ伊藤園の魅力とは?
「お客様第一主義」を実践する
STILL NOWの精神

私の思う最大の魅力は、所属部署に関わらず、新商品やお客様への良い接点を提案できる「Voice制度」です。伊藤園にはSTILL NOWの精神が根付いており、お客様の不満など問題意識を全社員がもち、立場に関係なく積極的に自身の考えを発信することができます。開発部としても、社員の声からお客様のニーズが見えるため、非常に参考にしています。また、私自身も利用している自己啓発制度の伊藤園大学、伊藤園大学院も魅力の一つです。カリキュラムはさまざまで、やりたいと思った時に勉強できる環境があります。

Challengeあなたの挑戦は?

ほうじ茶を世界に届けること
ほうじ茶を世界に届けること挑戦!

渋みよりも香りで楽しませることがコンセプトであるほうじ茶は、まだ海外に進出していません。海外の人から見ると、日本のお茶のイメージは、やはり緑茶でしょう。世界中の多くの方々に、ほうじ茶を知っていただくとともに、日本のお茶技術を体感していただくことが目標です。今までは学ぶことに必死でしたが、先輩方から教えてもらううちに、どんどん知識や経験が身に付いてきました。これからは得た知識を応用し、必要な情報を取捨選択することで、お客様の求めている商品を生み出していきます。

私たちの想いが、
世界のお茶を変える。