INTERVIEW

社員インタビュー
稲垣 隼
稲垣 隼中央研究所(2016年入社)

食と健康を軸に、
知られざるお茶の効能を
社会に広めたい

Syun Inagaki

PROFILE

入社以来、中央研究所にて食品の機能性研究を行っている。試験を行うための計画立案や、分析方法の検討などを行うほか、自身が取組む日々の研究の結果を他部署とも共有し、広告・宣伝活動への提案を行うことも。未来を見据え、お茶の付加価値を上げるための研究に力を入れている。

伊藤園を志望した理由を教えてください。
身近にあるお茶を通して
社会に貢献したい

小さいころから生き物や自然科学が大好きで、研究者に憧れていました。また、静岡出身のため茶畑に囲まれて育ち、学校でもお茶の健康性を授業で学んでいたこともあり、お茶の存在を身近に感じていたんです。大学は自然科学に憧れ農学部に進学し、病気や疾患のことを学び、生活習慣病が引き起こす社会問題に関心をもつようになりました。そのため、将来は食を通して人々の健康に貢献できるような業界に進もうと思いました。伊藤園は製品開発コンセプトに健康を掲げていることや、茶産地育成事業など農業との関わりも多く、地元にも貢献できると考え、志望しました。

仕事のやりがいは何ですか。
仕事のやりがいは何ですか。
チームの責任者として成し得た
研究成果

ある飲料の機能性評価を行った研究論文が受理された時は嬉しかったです。社歴が浅いにも関わらず任せてもらえるという環境下で、期待に応えたい気持ちの一方、初めての経験ということもあって自分の評価方法が至らず結果が出なかったらどうしようという不安や、試験には多額な費用を要するためプレッシャーがありました。経験豊富な先輩社員に相談しながら事前試験で評価方法を検討したり、開発部と試験用飲料を設計したり多くの協力を得ながら試験を組み立てることができました。試験計画から論文受理までトータルで丸2年かかりました。研究者としてはじめて形を成せた時なので、とても思い出深いです。

入社してから成長したと感じることを教えてください。
伊藤園に入社して、成長したと感じることを教えてください。
コストと売上のバランス
を考えた利益志向

成長したと感じることは、何事にも常に利益意識をもって取組むようになったことです。学生時代の研究はインパクトや新しい知見が重要視されていました。企業の研究では費やした時間・コスト、それによってもたらされる売上・利益の増加率が客観的な成果になる。この点を重要視するようになりました。計画通りにならない時はいち早く改善案を提案したり、世間やいわゆるご時勢の動向によっては研究テーマの路線を変更しなくてはならない場合もあります。研究は競争なので、じっくり時間をかけてやっていいところと、競争に勝つためにスピードや柔軟性を意識しなくてはいけないところがあるのですが、この点もちゃんとメリハリをつけられるようになりました。

現在の充実度は何点ですか。

自信をもって100点と言えます。若手の意見でもしっかり聞いてもらえるし、先進的な取組みやチャレンジを応援してくれるので、自然と仕事をするモチベーションが上がります。現在は、初めて私が立案した研究テーマに取組ませてもらっています。一から畑を耕すような感覚でとてもワクワクします。研究は毎日のように壁に当たる業種ですが、新しい知見の獲得に向けて失敗を恐れず、楽しみながら奮闘しています。

ズバリ伊藤園の魅力とは?
ズバリ伊藤園の魅力とは?
誰にでも胸を張って
薦められる商品

一つは、商品の健康性を売りにしているところです。伊藤園の商品なら、自信をもって老若男女のお客様に、商品を買ってくださいと言える。健康面での社会貢献を実感しながら働けることは間違いなく伊藤園の魅力です。もう一つは、新しいことにチャレンジする姿勢を評価してくれるところ。学生時代に頑張ってきたことを思いっきり生かして、新しいことに挑戦も出できます。ぜひ、自分のやる気をそのまま会社にもち込んでください。

Challengeあなたの挑戦は?

誰もが手を伸ばしたくなるようなお茶の魅力発掘
誰もが手を伸ばしたくなるようなお茶の魅力発掘挑戦!

今やりたいと思っているのは、お茶が体内でどのように働くのか、もっと掘り下げて研究して、まだ見ぬお茶の健康性を明らかにすること。誰もが手を伸ばしたくなるようなお茶の魅力をアピールできるような知見を発掘したいです。最近の健康をめぐる意識は、病気を治すという治療の方向だけでなく、病気にかからずいつまでも健康で長生きするという、予防の方向にも向いています。食への関心もますます高まるなか、さまざまなニーズに応えるため、食品科学の最先端でノウハウを学んで、新たなお茶の魅力を明らかにしたいです。

やる気次第で、
何でもできる。
新しい挑戦を続けられる場所