INTERVIEW

社員インタビュー
水落 大介
水落 大介農業技術部(2016年入社)

新たな挑戦により、
お茶業界に活気をもたらしたい

Daisuke Mizuochi

PROFILE

入社後、開発二部にて「お〜いお茶」の飲料づくりに携わる。5年目に希望していた農業技術部に異動。農業従事者の方々と協力し、お茶の原料を、土づくりや植栽など一からつくる他、新産地の開拓を行っている。また、農業従事経験のない人々に向けて開拓・栽培・加工の指導をするなど、伊藤園独自の技術の提供にも努めている。

伊藤園を志望した理由を教えてください。
真の「おいしい」を追求したい

実家が茶畑を所有しており、毎年茶摘みの手伝いをしていたため、幼少のころからお茶には慣れ親しんでいました。学生時代には土木工学・環境工学で、人が安全に飲める水の研究をするなかで「本当のおいしさとは何だろう」と疑問に思い、飲料業界に興味をもちました。そのなかでも伊藤園を選んだ理由は二つあります。一つ目は、製品開発コンセプトに共感したため。二つ目は、原料開発から携わっていることに魅力を感じたためです。茶畑が減っていくなかで、私たちの求める品質の原料がこの先何年も安定供給されていくことは難しい状況にあります。しかし、伊藤園では、原料に関わり、おいしいものを安定的に供給することができます。自分のおいしさを追求できる場所は、伊藤園しかない。そう思ったんです。

仕事のやりがいは何ですか。
仕事のやりがいは何ですか。
生産者の声を直接聞き、
一緒に最高の原料を作り上げる

農業技術部では、農業従事者の方々と協力し合いながら、一緒になって最良の原料を作っていきます。開発部時代は「伊藤園のお茶で幸せな気持ちになれた」などの声を聞けた時は本当に嬉しかったのですが、営業を通して聞くことが多かったです。現在は、生産者の声を直接聞きながら、一緒に同じ目標をめざして仕事ができているので、それがやりがいにつながっています。九州に行った際、生産者の方から「伊藤園のために良い原料を持っていきたい」と言っていただきました。そこまで私たちのことを考えてくれているのかと嬉しい気持ちになりました。また同時に、良い原料を作ってもらえるように責任をもって取組みたいという想いがこみ上げてきました。

入社してから成長したと感じることを教えてください。
伊藤園に入社して、成長したと感じることを教えてください。
物事を広く捉え、
判断する

この5年間で、物事を広く捉えられるようになりました。開発部では、いろいろな部署の考えや知識を聞き、勉強することで、提案力が向上しスムーズに進められるようになったと思います。また農業開発部では、外に出て農業従事者の方々とお話しする機会が多くあります。経験値も異なり、各々が違う考えをもっているなかで、さまざまな意見を吸収できるので、視野がとても広がりました。一方で、自分の知識不足により、農業従事者の方々からご指摘をいただくこともありました。知識を蓄え、うまく仕事に落とし込んでいくことが、これからの課題でもあります。

現在の充実度は何点ですか。

100点!と言いたいところですが、90点です。開発部を経て今の部署に配属され、日々どんな原料が必要なのか、この原料はどのように作るのだろうといった視点をもって仕事に取組めるため、大きな充実度につながっています。ただ、自分はまだお茶に対する知識が十分とは言えないので、10点マイナスとしました。お茶農家の方々の多くは、伊藤園社員はお茶に詳しいというイメージを持たれています。そういった伊藤園のイメージを崩さないよう、今後さらに勉強してさまざまな知識を身に付けていきます。

ズバリ伊藤園の魅力とは?
ズバリ伊藤園の魅力とは?
ゼロから開発できる、
唯一無二の企業

魅力は、大きく分けて二つあります。一つ目は、原料開発から販売まで行える唯一無二の企業であること。原料に力を入れているからこそ、社内でも「お茶は伊藤園」と考えている社員は多く、お茶に対する想いは他社に絶対負けない自信があります。二つ目は、新しいことに挑戦できる環境があること。これまで伊藤園は、ホット対応のペットボトルや茶殻の利用など、新たな挑戦により飲料業界にイノベーションを起こしてきました。「STILL NOW」の精神のもとでお客様に求められていることは何かを考え、チャレンジし続ける風土が、伊藤園にはあります。

Challengeあなたの挑戦は?

お茶業界を元気にすること
お茶業界を元気にすること挑戦!

お茶業界を今後50年、100年と続く、活気づいた業界にしていくこと。これが私の挑戦です。農業従事者の高齢化、労働力・人手不足、耕作放棄地の増加などの課題を抱えているお茶業界。今は明るいとは言えない状況にあります。まずは、伊藤園ならではの安全で高品質な原料を産地で作り、それを供給することが我々の第一の仕事。時代の変化に伴うお客様の嗜好性の変化にも対応できるよう、品質にはこだわっていきたいと考えています。その上で、AIやIoTなどの新たな技術を積極的に活用していくことで、若者に興味を持ってもらえるような魅力ある茶産地事業に挑戦していきます!

熱意のある仲間たちと一緒に
挑戦し続けられる環境が、
ここにある。