研究開発

ステートメント

お茶の価値を科学の目で
とらえ、
「人生100年時代を豊かに生きる」ための
生活改善提案をめざします。

3つの重点テーマ

お茶のトップメーカー、また総合飲料メーカーとして食材の「健康性」以外にも「おいしさ」や「環境」に関する研究・技術開発をたゆまず続け、お客様に健康で豊かなライフスタイルの提案を続けていきます。

  • おいしさ

    素材のもつおいしさを最大限引き出し、それを長期間味わえる技術を追い求めるとともに、ライフスタイルの変化にあわせたおいしさの再発見につながる研究を進めています。

  • 健康

    お客様の多様化するライフスタイルにあわせて、健康な毎日をお過ごしいただけるよう、飲料・食品の素材の健康性に関する研究を進めています。

  • 環境

    伊藤園の事業を通じて、社会・環境課題の解決に貢献していくため、環境に配慮した容器の開発や、廃棄物の削減・リサイクルに関わる新たな技術開発に挑戦しています。

主な研究結果

健康価値を表示できる特定保健用食品や機能性表示食品の開発や、環境に配慮した容器・包装など、より優れた製品開発に向けて、技術提案を行っています。

特定保健用食品・機能性表示食品

健康志向の高まりを受けて、飲料や原料素材の健康性に関する研究を戦略的に行い、特に「カテキン」「テアニン」の機能性に注目した研究を進めています。これらの基礎研究を土台に、的確な特許戦略も組み、独自技術として仕上げています。特許・商標戦略を担う専門部署を設置し、特許数だけでなく質の高い特許や、独自のノウハウに裏付けられた、他社に真似できない独自のブレンド技術・製造技術に関する研究開発を基礎研究と連動させています。

環境に配慮した容器包装

持続可能な社会・環境目標を踏まえた「伊藤園グループ環境方針」のもと、プラスチックごみの課題解決に取り組み、環境に優しい資材を使用した製品の開発に取り組んでいます。

カテキン染め繊維(T-LIFE)

カテキンの効力を失うことなく、かつ従来の草木染めに比べ安全性に配慮した染色技法の採用や、独自の技術により化学副原料の使用を従来より抑えるなど、人と環境に優しいお茶染め繊維製品の開発に取り組んでいます。

茶殻リサイクルシステム

「お~いお茶」をはじめとする緑茶飲料で排出される茶殻について、新たなリサイクル方法の研究を行い、茶殻の消臭・抗菌といった“効果”を活用するだけでなく、限りある資源の代替原料としてのリサイクルに取り組んでいます。

研究リリース