サマンサタバサ ガールズコレクション
レディーストーナメント(2015)
初日、67ストロークで申ジエがトップに立ち、1打差で穴井詩・李知姫、2打差でO.サタヤ・堀琴音・アンソンジュといった実力者が名を連ねる。前田陽子は71で16位タイ。
2日目は台風の影響で時折り強い風が吹くなか、2位タイからスタートの李知姫が69ストロークで通算-7、この日ベストスコア66の葭葉ルミが-6で2位に付け、3位タイに-4で前田・堀琴音と続く。
最終日、最終組の前田が前半を3バーディノーボギーで回り、1打落とした李知姫、2打落した葭葉を抜いて単独首位に立った。ターン後は前田、李とも1バーディずつの膠着状態。その間、最終日に65の原江里菜と67のイ ボミがともにトータル-7でホールアウトし、待ち受ける。
18番グリーン。外したら4人でのプレーオフという状況のなか、1打差を守り続けた前田がパーをセーブ。トータル-8で2位以下を1打かわし、逆転で今季初優勝。昨年の伊藤園レディス以来のツアー通算2勝目を飾った。
インタビュー
- Q.優勝おめでとうございます。現在の心境はいかがですか?
- 今回の優勝は本当に嬉しいです。運や偶然でなくて、自分の実力を発揮して勝てました。すごく自信になりました。
- Q.首位と3打差、しかも相手はツアー18勝の李知姫プロ。何を考えてスタートしましたか?
- 誰であろうと相手を意識しないで自分のゴルフに徹する、弱気には絶対にならない、ことを心がけていました。
- Q.長いラフ、硬いグリーン、強い風のなか、初日の5番を最後に49ホールノーボギーは立派でした。
- この一週間は特にスイングのイメージができていて、ショットも上手に打てました。風を味方にしたのも良かったですね。 パターもこの週になって初めて試してみたのですが、このグリーンに合っている気がして、早速使ってみました。
- Q.ウイニングパットを決めた瞬間、めずらしく体で喜びを表現してましたね。
- 1m強のパーパットが残り緊張しましたが、その緊張に打ち勝って思い通りにカップインできたのが嬉しくて、自然にガッツポーズが出ていました。
- Q.4月のヤマハレディースで2位タイ、7月で優勝、賞金ランキングも16位と、好調を維持しています。
- 今年は開幕から調子がいい、と思ってやってます。ただ、私のゴルフは決してビッグスコアが出るゴルフではないので、チャンスが来たら確実にモノにしているだけだと思っています。 残りも全試合に出場し、チャンスを待ちます。
- Q.伊藤園と契約して比較的早いうちに結果が出ましたが。
- 期待に応えることができて、自分でも嬉しいです。正直、ホッとした気持ちもあります。 これからも一生懸命頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。