| 順位 | A.P. | 名前 | 合計 | 1R | 2R | 3R | 賞金額 |
| 優勝 | -4 | 大塚 有理子 | 140 | 0 | 72 | 68 | ¥9,450,000 |
| 2 | 服部 道子 | 140 | 0 | 71 | 69 | ¥4,620,000 | |
| 3T | -3 | 肥後 かおり | 141 | 0 | 71 | 70 | ¥3,412,500 |
| 呂 曉 娟 | 141 | 0 | 69 | 72 | ¥3,412,500 | ||
| 5T | -2 | 李 定 垠 | 142 | 0 | 75 | 67 | ¥1,890,000 |
| ウェイ ユン ジェ | 142 | 0 | 69 | 73 | ¥1,890,000 | ||
| 川崎 充津子 | 142 | 0 | 69 | 73 | ¥1,890,000 | ||
| 不動 裕理 | 142 | 0 | 70 | 72 | ¥1,890,000 | ||
| 山口 裕子 | 142 | 0 | 72 | 70 | ¥1,890,000 |
※12日(金)の競技は、荒天の為、中止となりました。
従って、競技は54ホール ⇒ 36ホールへ短縮されました。
規定により、ランキングに加算される賞金額は75％に減額になっています。
1st Round
初日が悪天候でキャンセル。今年の伊藤園レディスは36Hの試合となった。
短期決戦は1ストロークが大切。もちろん各選手とも、そんなことは百も承知だ。
ただ、現在賞金ランキング45～55位にいる選手達にとっては、50位までのシード権争いに大きく影響を及ぼすことになった。
というのも、主催者の伊藤園は7,000万円の賞金総額（優勝賞金は1,260万円）を、50位タイ迄の選手にそのまま従来の賞金配分に基づいて支払うことになっている。
しかし、36Hになった場合は、日本女子プロゴルフ協会の規定により加算されるのは賞金額の75%。
つまり、優勝者が手にする賞金は1,260万円だが、賞金獲得にカウントされるのは945万円になる。
そして、本来なら4位だと420万円は、315万円になってしまうのだ。
-3は、呂 曉 娟、川崎充津子、ウェイ ユン ジェと3人いるが、明日の18Hで、私の予想では+1までの39人にチャンスがある。
大混戦になるか、1人が抜け出るか。
会場に来るか（無料）、テレビで観るか。
(2004.11.13)
Final Round
昨年に引き続きプレーオフ、そして昨年と同じように18番を2回プレーしても決着はつかず、カップを切りかえ、結果的には4ホール目でようやく大塚有理子の優勝が決まった。
大塚有理子のプロ転向が1998年、トーナメントの初出場がこの伊藤園レディス、その時の優勝者が服部道子。その服部とのプレーオフというのは何かの因縁なのか。
最後のバーディーパットを打とうとして一度仕切りなおし、大きく深呼吸したときに、同じように息をとめて見つめていたギャラリーの人達も一緒にため息をつき、自然に拍手が沸きおこったのも、初優勝の重さが伝わった結果だったのだろう。
それにしてもプレーオフに加わる事が確実と思われた不動裕理が、18番の2ndショットを池にいれてしまうとは誰が予想しただろうか。
今年8人目の初優勝経験者となった大塚有理子の今後が楽しみである。(2004.11.14)
