トップメッセージ

経営とCSR/CSVの統合を図り、人づくりを重視し、世界のティーカンパニーを目指します。

バリューチェーン全体で社会に新しい価値を提供

 伊藤園グループのビジネスモデルの根幹には、共有価値創造を実現するCSR/CSV経営があります。
 伊藤園グループのCSRでは国際規格ISO26000を活用しており、食料自給率向上、健康、食の安全、環境、水保全などの社会的課題の解決に取り組んでいます。この本業を通じたCSRに加えて、環境・消費者・コミュニティなどの経営上の重点事項には、当社の強みを活かしつつバリューチェーン全体を通じて、共有価値の創造(CSV)を目指す活動を展開しています。
 例えば、茶産地育成事業では地域の雇用を生み出し、活性化につながり、地域も生産者も元気になる一方で、当社も高品質な茶葉を安定的に調達でき、お客様に自信を持って安全でおいしい製品を提供しています。
 これらの活動では、社員も皆様とともに持続可能性について学ぶ工夫を加え、人材育成に力を入れています(ESD)。これにより 「チーム伊藤園」として力をつけています。
 以上のような共有価値が創造されるには、関係者の皆様との連携・協働が何よりも大切であると考えています。また、これら関係者の皆様との連携・協働から生まれた価値が社外からの評価につながることが、当社の励みとなります。
 例えば、競争戦略面でご評価いただいた2013年の「ポーター賞」受賞のほか、2014年以降、茶産地育成事業が地域活性化の社会課題解決に資するものとして「日経ソーシャルイニシアチブ大賞 企業部門賞」を受賞し、アルミ箔を使用しない常温流通可能な新・環境配慮型紙パック飲料容器は、開発企業との協働も評価され「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰 農林水産大臣賞」を受賞しました。また、「日本水大賞 経済産業大臣賞」は総合飲料企業としての基本である「水」を「お茶で日本を美しく。」の活動などで守っているCSR活動が評価されたものです。
 今後とも「お客様第一主義」の経営理念に基づき、革新と価値創造を実現し、企業価値向上に努めつつ、世界のティーカンパニーに向けた施策をさらに展開してまいります。

※CSR:Corporate Social Responsibility「企業の社会的責任」
※CSV:Creating Shared Value「共有価値の創造」
※ESD:Education for Sustainable Development「持続可能な開発のための教育」

株式会社伊藤園 代表取締役社長 本庄大介