トップメッセージ

トップメッセージ(※伊藤園統合レポート2018より抜粋)

ESGを踏まえた持続可能な成長に向けて

 当社グループは、2011年度にいち早く国際規格であるISO26000を活用して、本業を通じたCSRを推進しています。この国際規格における7つの中核主題の中から、当社の強みを活かせる環境、消費者、コミュニティ課題の3分野を重要課題と特定し、事業を通じた共有価値の創造(CSV)を実践しています。
 持続可能な社会の実現に向けて、企業が長期的に持続的な成長を目指すうえでも、ESG(環境・社会・ガバナンス)に取り組むことへの要請・期待が強まっています。
 当社は持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定なども踏まえ、環境や社会の課題を的確にとらえチャンスとリスク低減の両面から対応し、ガバナンスを徹底するなどESGへの取り組みを進めています。
 特に、主力の緑茶事業における「茶畑から茶殻まで」のバリューチェーンでは、関係者との協働により、さまざまな社会課題解決に取り組むことで、環境面や社会面での価値が生まれています。
 このようにSDGsを視野に入れてバリューチェーン全体で価値創造する取り組みが、2017年12月に、第1回「ジャパンSDGsアワード」(持続可能な開発目標(SDGs)推進本部(本部長・内閣総理大臣))において、特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞しました。
 これは、これまで当社が実施してきた茶産地育成事業(新産地事業)、茶殻リサイクル事業などを通じた、関係者の皆様とのパートナーシップを重視する姿勢が評価されたものと受け止めています。
 このような社会的評価を励みに、今後当社グループは、「世界のティーカンパニー」に向けて、利益を確保することを前提としつつ、長期的視点で、財務・非財務のバランスが取れた企業として、100年、200年と持続的に成長する企業を目指します。

株式会社伊藤園 代表取締役社長 本庄大介