お茶文化の発信

政府・公的機関との連携

世界に誇る日本文化の魅力を、国内外に発信することを目的とした、文化プログラムの中核的な「日本博」(※)事業や、主な会場でもある国公立文化施設と連携して、来場者や関係者に向けて、お茶のおいしさや魅力を伝え、日本茶文化の発信をしています。

(※)「日本博」とは、総合テーマ「日本人と自然」の下に、「美術・文化財」「舞台芸術」「メディア芸術」「生活文化・文芸・音楽」「食文化・自然」「デザイン・ファッション」「共生社会・多文化共生「被災地復興」の8つの分野にわたり、縄文時代から現代まで続く「日本の美」を国内外へ発信する事業です。

政府・公的機関との連携
政府・公的機関との連携

地域と連携した取り組み

博物館や美術館、動物園、大学などが集まる文化や芸術の集積地である上野から、国内外へ日本文化や上野の魅力を紹介している上野観光連盟と連携し、同連盟主催の催しに参加しています。来場者を対象とした抹茶の呈茶席や様々なお茶のテイスティング体験などの取り組みを通し、お茶文化の発信を行っています。

地域と連携した取り組み
地域と連携した取り組み

学校・学生と連携した取り組み

津田塾大学との連携

津田塾大学千駄ヶ谷キャンパスは、新国立競技場に最も近い大学として、地域や企業・団体と連携し、英語力やデータ分析力を活かして社会問題解決力を養い、日本文化の世界への発信などを目指すプロジェクトを推進しています。伊藤園は、このプロジェクトのワーキンググループの1つ「日本茶文化ワーキンググループ」の学生と連携し、国内外の方へ、日本茶の魅力を発信していく活動を行っています。
各活動や伊藤園ティーテイスターによるお茶のいれ方の勉強会、相良工場見学を通して、学生たちとともに知識や経験を高め、2020年以降に向けて、よりいっそう発信力のある企画の検討をすすめています。

海外現地での
お茶文化発信をサポート

留学生サポートプログラム

日本から海外に留学する学生が、海外で出会う方々に自信をもって日本の文化を伝えることができるよう、お茶の歴史、健康性、おいしいいれ方、英語での説明のしかたをお伝えし、「日本のお茶」を通して世界の方々とコミュニケーションが取れるような取り組みを行っています。

伊藤園ティーテイスターが日本の学生たちにお茶の魅力やおいしいいれ方をレクチャーします。

留学生サポートプログラム
留学生サポートプログラム
留学生サポートプログラム

学生たちが留学先で日本文化としてのお茶を紹介し、おいしいお茶を振る舞いました。お茶がコミュニケーションを楽しむツールのひとつとなりました。

留学生サポートプログラム
留学生サポートプログラム
留学生サポートプログラム
学生の感想

・心を込めて振舞ったお茶を「おいしい」と喜んでいただいて嬉しかった
 ・急須で丁寧にお茶をいれる様子を見て感心された など

学生たちが日本文化としてお茶を学び、実際に急須でお茶をいれて振舞うことを楽しみ、留学先でもたくさんの方々に喜ばれるプログラムになっています。
日本の学生たちにとっても、改めて日本を代表する文化について学び、自信を持って表現する良い機会につながります。

留学生のお茶文化体験

GRIPS 政策研究大学院大学での
ワークショップ開催

政策研究大学院大学(National Graduate Institute for Policy Studies, GRIPS)は世界100以上の国から現役の海外行政官が集まる独特な雰囲気をもった国立大学です。2018年8月と2019年1月に、同大学の政官民学連携事業の一環としてのワークショップ「Tea time with ITO EN – Japanese traditional tea culture workshops」を開催いたしました。参加した留学生の皆さんに急須を使ってのお茶いれ体験をしていただきました。

留学生のお茶文化体験
留学生のお茶文化体験

拓殖大学での日本茶セミナーの開催

日本の大学・大学院への進学を目的とする外国人留学生のための日本語教育機関である、拓殖大学別科日本語教育課程において2018年11月と2019年10月に日本事情の授業の一環として「伊藤園 日本茶セミナー」を開催しました。伊藤園ティーテイスターが講師となって、お茶いれ体験などを行いました。

留学生のお茶文化体験
留学生のお茶文化体験

こうした留学生が、日本で伊藤園やお茶について知り、関心を持っていただくことは、留学生の出身自国で、「日本のお茶は、伊藤園」と認知を高めていくことにつながります。

お茶百科(WEBコンテンツ)

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