伊藤園グループ
生物多様性保全に関する方針
制定:2013年3月
改定:2023年3月
伊藤園グループは「自然が好きです。」をコーポレートメッセージとし、原材料調達から廃棄に至るまで、豊かな自然の恵みを活かし事業活動を行っており、生物多様性の保全が豊かな自然の恵みの土台であり、事業活動の基盤であることを認識しています。
「健康創造企業」として、将来にわたり豊かな自然の恵みを享受できるよう、事業活動を通じて、生物多様性の保全と回復に向けた取組みを推進します。
そのために、以下の行動指針を定めます。
■生物多様性行動指針
1. 生物多様性保全への取組み方
生物多様性に関わる問題は、気候変動、水資源、廃棄物などの環境問題と密接に関わり合っているため、他の環境問題も考慮し統合的なアプローチに努めます。また、生物多様性に関わる国際的な議論を踏まえ、法令を遵守し、適切かつ適正な行動に努めます。
2. 生物多様性への負荷低減
- 1)私たちは、生物多様性に配慮した原材料調達、生産活動や輸送を推進します。
- 2)私たちは、生物多様性への負荷の少ない製品の提供および技術開発に努めます。
3. 農業の環境負荷低減
私たちは、農業管理における環境や生物多様性への影響を把握し、生物多様性の保全と回復に繋がる取組みを推進します。
4. 生物資源の有効利用
私たちは、廃棄物の削減や再利用など、限られた生物資源を有効に活用し、循環型社会の構築に貢献します。
5. 社内外の啓発活動と地域社会との協働
- 1)私たちは、従業員への環境教育や環境保全活動への参加を通じて、生物多様性についての理解促進に努めます。
- 2)私たちは、事業所周辺における環境と地域の生態系との調和を目指し、地域社会と協働しながら生物多様性保全活動を推進します。