株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)が、1981(昭和56)年3月に全国発売した世界初の烏龍茶飲料(「缶入りウーロン茶」)は、発売以来ご愛飲いただいているロングセラーブランドです。登場してからの30年間で、烏龍茶飲料の累計販売本数は40億本(※1)となりました。
左より「濃いウーロン茶 ティーバッグ」、「ウーロン茶(30周年マーク入り)」500mlペットボトル
伊藤園ならではの本場の味わいをお楽しみいただける烏龍茶飲料は、香り豊かで深い味わいの「ウーロン茶」、程よく渋みのきいた濃い味わいの「烏龍茶 濃い味」、稀少品種である“黄金桂”を使用した「金の烏龍茶 黄金桂101」の全3アイテムでご好評をいただいております。今回、「ウーロン茶」全国発売30周年を記念して、ペットボトル製品のパッケージに“30周年”のマークをつけるとともに、「開発物語」や「烏龍茶 豆知識」など(全16パターン)を掲載することで、店頭での訴求を高め、より一層の販売促進を図ってまいります。また、併せて簡便性で人気のティーバッグ製品に、新たな味わい「濃いウーロン茶 ティーバッグ」を投入、3月21日(月)より販売を開始いたしました。パッケージでの訴求力の向上とラインアップの拡充により、ドリンク製品、リーフ製品ともに、伊藤園の烏龍茶製品を積極展開してまいります。
当社は1979年、日本で初めて中国土産畜産進出口総公司と烏龍茶の輸入代理店契約を締結、全国で販売を開始しました。翌1980年には烏龍茶の飲料化に成功、テスト販売を経て、1981年3月に「缶入りウーロン茶」を全国発売しました。これは、世界初の烏龍茶飲料であると同時に、当時、炭酸飲料や果実飲料などの甘いものが主流であった清涼飲料にあって、“無糖飲料”という新しい飲みものの歴史が始まったときでもあります。また、これを機に、一部に習慣としてあった“夏場にお茶を冷やして飲む”というスタイルが、一気に浸透していきました。
新製品「濃いウーロン茶 ティーバッグ」は、脂っこい食事によく合う、濃い味わいの烏龍茶です(ウーロン茶ポリフェノール(タンニン)2倍(※2))。原料茶葉をやや強めに焙煎加工することで、より一層豊かな香りを引き出しています。ティーバッグ1袋当たりに使用する茶葉の量を増量し(既存品「ウーロン茶 ティーバッグ」の1.3倍)、より深い味わいに仕上げています。また、ティーバッグには、通水性にすぐれ、お茶の味と色が濃く出て、お茶の「コク」が味わえる「コク出る不織布(ふしょくふ)フィルター」を採用しました。水出しでもお湯出しでもおいしくつくれるため、ご家庭での飲用のほか、マイボトル(500ml当たり1袋)に入れての持ち歩きにも便利です。
(※1)1981年3月~2011年2月。500mlペットボトル換算
(※2)日本食品標準成分表2010のウーロン茶抽出液基準値の2倍
当社は、「缶入りウーロン茶」をきっかけに飲料事業に本格参入、以降、「お~いお茶」や「充実野菜」など、さまざまな製品を開発し、世に送り出しています。烏龍茶飲料においては、「缶入りウーロン茶」を発売した後、世界初のペットボトル入り烏龍茶飲料(1986年)、希少品種“黄金桂”と“鉄観音”をブレンドした「金の烏龍茶」(1995年)を発売するなど、“烏龍茶飲料のパイオニア”としてさまざまな製品を提案してまいりました。世界初の烏龍茶飲料の全国発売30周年の今年、烏龍茶の魅力をあらためて広くお伝えするべく、積極的に製品展開してまいります
≪製品概要≫
製品名 |
濃いウーロン茶 ティーバッグ | ウーロン茶(30周年マーク入り) | |
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品名 |
烏龍茶(烏龍茶ティーバッグ) | ウーロン茶飲料 | |
内容量 |
30袋 | 500mlPET×24本 | 2LPET×6本 |
希望小売価格(税別) |
380円 | 140円 | 330円 |
JANコード |
4901085123560 | 4901085065372 | 4901085065341 |
賞味期間(未開封) |
12ヵ月 | 9ヵ月 | 12ヵ月 |
発売日 |
3月21日(月) | 3月21日(月)から自然切替 | |
販売地域 |
全国 |