「お茶で琵琶湖を美しく。」「お茶で日本を美しく。」プロジェクトが「第17回日本水大賞経済産業大臣賞」を受賞

地域の水環境保全を支援するCSR活動。

株式会社伊藤園(社長:本庄大介  本社:東京都渋谷区)は、地域の水環境保全を支援するCSR活動の一環として推進している「お茶で琵琶湖を美しく。」「お茶で日本を美しく。」プロジェクトで、第17回日本水大賞(主催:日本水大賞委員会・国土交通省※2)の経済産業大臣賞を受賞しました。

伊藤園グループでは、地球環境を守り、次世代につなぐ持続可能性を確保するため、2008年水環境の保全に着目し「お茶で琵琶湖を美しく。」活動を開始いたしました。2010年からは、水資源の保全も含め生物多様性を重視した活動「お茶で日本を美しく。」を全国26都道府県で展開しています。このような活動が、水循環の健全化につながるものとして評価されました。

 

【お茶で琵琶湖を美しく。】

お茶を通して「日本一大きな湖、琵琶湖をきれいな湖として守りたい」という思いから活動を2008年に開始。「お~いお茶」の売上の一部を「琵琶湖環境保全活動」費用として寄付するとともに、社員・一般ボランティアによるヨシ刈りなどヨシ帯の維持管理を行っています。ヨシ刈り終了後には、専門家による水質改善効果を中心とした講話および意見交換を実施し、環境保全に対する理解を深めました。

 

【お茶で日本を美しく。】

2010年からは、対象地域を日本全国に拡大し活動を行っています。水と関連する自然環境保全活動として「北海道 霧多布湿原」「栃木 奥日光清流清湖 コカナダモ除去」「愛知 海上の森」「福岡 福津ビオトープづくり」「佐賀 虹の松原・有明海」などで寄付と保全活動が一体となった活動を展開。

これからも水環境の健全に貢献するため、「お~いお茶」を通した自然環境保全活動を推進してまいります。

※1 学校・企業・団体・行政・個人などによる、水循環の健全化などに寄与する諸活動を顕彰するものとして1999年に創設。地球全体を視野に入れ、水循環の健 全化を目指し、美しい水が紡ぎだす自然の豊かさの中にも水災害に対して強靭な国土と社会の実現に寄与することを目的としている。
※2 日本水大賞委員会(名誉総裁:秋篠宮文仁親王殿下、委員長:毛利衛氏)は、委員としてWWFジャパン会長をはじめ、各種業界団体の長、大学教授などの方々が、上記顕彰の選考などを行っており、国土交通省と共同で主催している。