「伊藤園ティーテイスター社内検定」として厚生労働省に認定

全国各地で有資格者が“伊藤園大茶会”“お茶セミナー”を開催しているティーテイスター制度

株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、これまで運営してきた社内検定であるティーテイスター制度について、厚生労働省より平成28年の制度改正後として認定第1号となる社内検定の認定(※)を受けました。

▽ティーテイスター制度
「お茶の伊藤園」として社員がお茶に関する高い知識を持ち、社内外にお茶の啓発活動が行なえるよう1994年より運営している社内資格制度です。年に1回、希望者が受験し、厳正な審査によって合格者が決定されます。試験では、学科、検茶、口述が行なわれ、茶文化からおいしいお茶のいれ方など幅広い知識と技能が求められます。

現時点での社内資格保有者は、2,063名(2016年5月時点)となっており、全国各地で茶文化の啓発活動を行っています。その代表的な取り組みが「伊藤園大茶会」と「おいしいお茶のいれ方セミナー」で、2015年度は合計1,000回以上開催しています。

2013年の和食のユネスコ無形文化遺産登録や訪日外国人の増加などを背景に、世界でも和食とともにお茶の人気が高まっています。今回の厚生労働省による認定にあたり、引き続き社員の能力の開発・向上に努めつつ、“世界のティーカンパニー”を目指す企業として、積極的に“お茶の文化”を発信して、さらなる発展に努めてまいります。

(※)「厚生労働省の社内検定認定制度」

この制度は、職業に必要な労働者の能力を開発及び向上させることを促進することを目的とする職業能力開発促進法(昭和44年法律第64号)に基づく制度です。事業主が、その雇用する労働者の持っている職業能力を検定する試験(社内検定)で、技能振興上奨励すべきものを厚生労働大臣が認定します。
この制度で認定を受けるためには、検定が適正かつ確実に実施できるか、そのための組織があるか、客観的かつ公正な基準に基づく試験かなどの要件が定められており、その要件に該当するかどうかが審査されます。 審査要件に該当した場合には、厚生労働大臣の認定が受けられます。認定を受けた制度は、「認定社内検定制度」という位置付けになります。