株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)が製造・販売している飲料ブランド「TULLY’ S COFFEE」が、2018年4月に累計販売数量1億ケースを突破しました。
コーヒー市場での「無糖かつ本格志向」を背景に、「TULLY’ S COFFEE」は、コーヒー豆・焙煎・抽出にこだわり、最高の一杯を追求するタリーズのBARISTA(バリスタ)が監修した「PROFESSIONAL QUALITY(プロフェッショナルクオリティー)」の飲料ブランドとして成長を続けています。
2006年10月にタリーズコーヒージャパン株式会社が当社グループに加わって以降、展開するスペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」で味わうようなおいしさを目指した飲料の共同開発に取り組み、2007年5月に「TULLY’ S COFFEE」ブランド初の飲料製品としてチルドカップコーヒーを発売。2009年10月には、オフィスでの飲用や持ち運びにも適したボトル缶タイプの無糖ブラックコーヒーを発売して市場を開拓し、現在ではボトル缶コーヒー飲料No.1(※)ブランドに成長しました。また2017年10月には、近年の飲用シーンの多様化に対応し、コーヒー飲料業界初の電子レンジ対応ペットボトル製品を発売して若年層をはじめとした飲用層の拡大を行なっています。
現在、当社はタリーズコーヒージャパン株式会社と、米国を中心にコーヒー豆の栽培から販売までを手がけるDISTANT LANDS TRADING CO.との間で、コーヒーバリューチェーンの構築に向けて取り組んでいます。引き続き当社グループにおいてシナジーを発揮したコーヒー事業の展開に注力していくとともに、2018年度においては「TULLY’ S COFFEE」の進化を体現する新たな施策を講じて一層の価値向上を狙い、コーヒー市場のさらなる活性化に寄与してまいります。
(※)2017年1月から12月の販売数量(伊藤園調べ)