株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)が販売する「お~いお茶」ブランド(※1)が、2018年、2019年に続き2020年も三年連続で「最大のナチュラルヘルシーRTD緑茶飲料(最新年間売り上げ)」販売実績世界一としてギネス世界記録TM(以下 ギネス世界記録)に認定されました。
「お~いお茶」ブランドは1989年2月に缶入り製品として誕生し、1990年には世界で初めてペットボトル入りの緑茶飲料を発売しました。それ以降、インドアだけではなくアウトドアでも手軽にお茶を飲むという新しい市場を生み出しました。また発売から三十数年で、緑茶、濃い茶、玄米茶といった香味のバリエーションはもちろんのこと、機能性表示食品やカフェインゼロなど、消費者の嗜好や世の中の動きに合わせた多様な価値を備えた「お~いお茶」を生み出してきました。現在では合計14種類(季節・期間限定品を除く)の茶系飲料を取り揃え、無糖茶飲料市場を牽引しています。
こういった豊富な製品展開のベースとなるのは、原料茶葉の生産・調達、火入れやブレンドといった“お茶屋”ならではの技術、そして急須式抽出など、長年にわたり築き上げてきた飲料化のノウハウです。これらノウハウは、日本人に馴染み深く伝統的な「日本のお茶としての味や香り」を感じていただけることを大切にしています。
また当社の製品開発コンセプトのひとつ「健康」についての取り組みとして「お茶の健康性」に着目し、1986年設立の自社研究所においてお茶そのものや「カテキン」「テアニン」といったお茶の成分による様々な健康性について研究を進めてきました。こういった研究の成果は、論文での発表はもちろん、飲料や茶殻リサイクルシステムによる工業製品などに数多く生かされています。
こういったお茶を起点とした「市場創造」「お茶屋のこだわり」「健康サポート」といった価値こそが、世界中での支持につながったものと考えています。中でも、世界での「お~いお茶」の販売実績の根幹となる国内緑茶飲料市場においては、「お~いお茶」ブランドの販売実績は、2020年もNo.1(※2)となっています。
昨年、累計販売本数350億本(525mlペットボトル換算)を突破した「お~いお茶」が「もっと身近な日本のお茶」として親しんでいただけるよう、当社はこれからもお客様のニーズと時代の変化にお応えする製品を世界中の方にお届けするとともに、「お茶の力で健康創造する企業」を目指してまいります。
<「お~いお茶」ブランド ギネス世界記録認定 概略>
ギネス世界記録TMはギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標です。
記録名 | 「最大のナチュラルヘルシーRTD緑茶飲料(最新年間売り上げ)」 |
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正式英語記録名 | Largest NH RTD green tea brand – retail RSP, current |
記録対象ブランド | 「お~いお茶」ブランド(※1) |
記録対象期間 | 2020年1月~12月 |
(※1)「お~いお茶 ほうじ茶」飲料製品を除く
(※2)インテージSRI無糖茶飲料市場データ2020年1月~12月の「お~いお茶」ブランド売上本数
★参考:2002年のデータ開示以来、19年連続でNo.1
<参考>「お~いお茶」飲料の軌跡
1985年 | 世界初の緑茶飲料「缶入り煎茶」を発売 |
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1989年
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「お~いお茶」誕生(同時に「お~いお茶 玄米茶」「同 ほうじ茶」を発売) |
「伊藤園 お~いお茶新俳句大賞」を開始(応募作品の製品への印刷開始) | |
1990年 | 緑茶飲料として世界初のペットボトル入り(1.5ℓ)製品を発売 |
1993年 | 大容量2ℓペットボトル入り製品を発売 |
1996年
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現在の主流容器であるパーソナルサイズ(500mlペットボトル入り製品)を発売 |
お茶の浮遊物「オリ」を除去する「ナチュラル・クリアー製法」が特許を取得 | |
2000年 | ホット対応ペットボトル入り製品を発売 |
2001年 | 摘みたての新茶を使用した「お~いお茶 新茶」を発売(季節限定製品導入開始) |
2002年 | 累計販売本数が50億本(500mlペットボトル換算)を突破 |
2003年 | 「お~いお茶」がすべての茶系飲料において年間販売数量No.1に |
2004年 | 「お~いお茶 濃い味」(現「同 濃い茶」)を発売 |
2005年 | 「お~いお茶専用茶葉」の採用開始 |
2006年 | 累計販売本数が100億本(500mlペットボトル換算)を突破 |
2010年 | 無菌充填方式「NSシステム」と軽量化した環境配慮型ペットボトルを採用 |
2011年 | 累計販売本数が200億本(500mlペットボトル換算)を突破 |
2016年 | 電子レンジ対応ペットボトル入り製品を発売 |
2017年
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累計販売本数が300億本(500mlペットボトル換算)を突破 |
鮮度悪化の要因である光から守る「鮮度ボトル」を導入 | |
2019年
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「お~いお茶」発売30周年 |
「お~いお茶」が初めてギネス世界記録認定 | |
2020年 | 累計販売本数が350億本(525mlペットボトル換算)を突破 |