4月14日(金)開業の東急歌舞伎町タワーにて、「ボトルtoボトル資源循環型リサイクル」への取組みを開始

東急・東急レクリエーション×エコ・エイト×伊藤園の四者連携により、ペットボトルの水平リサイクルを通じて資源循環へ貢献

東急株式会社(社長:髙橋和夫 本社:東京都渋谷区 以下 東急)、株式会社東急レクリエーション(社長:菅野 信三 本社:東京都渋谷区 以下 東急レクリエーション)、株式会社エコ・エイト(代表取締役:須永八十八 本社:東京都世田谷区 以下 エコ・エイト)及び株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区 以下 伊藤園)の四者は、2023年4月14日(金)にオープンする東急歌舞伎町タワー(東京都新宿区)内におけるペットボトルの水平リサイクルを実現する、「ボトルtoボトル資源循環型リサイクル」への取組みを開始します。

今回、「ボトルtoボトル資源循環型リサイクル」に向けて、四者が連携して下記に取組みます。

  • 東急および東急レクリエーションが「東急歌舞伎町タワー」にて排出される廃ペットボトルを収集・保管
  • エコ・エイトが収集された廃ペットボトルを回収、再生業者へ運搬。再生業者にてペレットを製造
  • 伊藤園がペレットから製造されたリサイクルペットボトルを使用した飲料製品を販売

当社は、「伊藤園グループプラスチックに関する方針」(※1)を制定しており、2030年までにペットボトルに使用するリサイクル素材等(※2)の割合を100%にすることを目指しています。今回の取組みを開始することで、高度なリサイクルである水平リサイクル(ボトルtoボトル)を通じてペットボトルの国内資源循環への貢献を実現します。
(※1)2020年9月制定 https://www.itoen.co.jp/company/policy/package/
(※2)生物由来素材を含む

 

≪参考資料≫

日本におけるペットボトルのリサイクル率
日本におけるペットボトルのリサイクル率は86.0%と世界最高水準にあるものの、回収された使用済みペットボトルが国内で再びボトルtoボトルに水平リサイクルされている割合は20.3%に留まり、一度ペットボトル以外の製品にリサイクルされてしまうと、再びペットボトルに戻すことは困難になります。

ボトルtoボトルリサイクルは、繰り返しペットボトルにリサイクルすることができるため、新たな化石由来資源の使用量および廃棄物の削減につながり、国内での資源循環が可能となります。また化石由来資源と比較して約6割のCO2排出量の削減が期待されます。

「ボトルtoボトル資源循環型リサイクル」への取組み
今回、このような高度な水平リサイクルへの取り組みと、国内資源循環に貢献するための仕組みの構築と推進について、四者が賛同したことを受け、実施に至りました。

国内におけるペットボトル水平リサイクル実現のモデルの一つとなる取り組みとして、四者が協働し、廃棄物の減量および資源の有効利用を促進するとともに、環境・社会・経済の持続可能性の向上を目指してまいります。

 

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