サステナビリティデータ

特に注記のない実績は、(株)伊藤園を対象としています。

環境

事業年度は、5月1日から翌年4月30日までを対象としています。

気候変動対応

■温室効果ガス（GHG）排出量

Scope1、2排出量

（単位：千t CO2）
2019年
4月期
(目標基準年)		 2022年
4月期		 2023年
4月期		 2024年
4月期		 対基準年
Scope1：自社での燃料の使用による直接排出 46 44 42 41★ -11.9%
Scope2：自社が購入した電気の使用に伴う間接排出 48 37 36 36★ -23.8%
Scope1、2合計 94 81 78 77 -17.9%

Scope3排出量

（単位：千t CO2）
カテゴリ 2019年
4月期
(目標基準年)		 2022年
4月期		 2023年
4月期		 2024年
4月期		 対基準年
1.購入した製品・サービス 1,469 1,264 1,270 1,150 -21.7%
2.資本財 30 18 16 27 -12.9%
3.Scope1、2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動 12 12 12 12 -5.3%
4.輸送、配送（上流） 91 65 67 68 -25.0%
5.事業から出る廃棄物 16 13 13 13 -18.4%
6.出張 1 1 1 1 -3.7%
7.雇用者の通勤 3 2 2 2 -4.6%
8.リース資産（上流） 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし －
9.輸送、配送（下流） 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし －
10.販売した製品の加工 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし －
11.販売した製品の使用 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし －
12.販売した製品の廃棄 65 48 50 51 -21.5%
13.リース資産（下流） 133 101 87 72 -45.4%
14.フランチャイズ 11 9 9 9 -20.9%
15.投資 該当なし 該当なし 該当なし 該当なし －
Scope3合計 1,830 1,534 1,527 1,404★ -23.3%
Scope1～3合計 1,924 1,615 1,605 1,481 -23.0%
  • ※Scope1、2排出量の集計範囲は、(株)伊藤園および連結子会社を対象としています。ただし、Cafetalera de Tierras Ticas, S.A.およびEMPRESAS DE ANTIOQUIA LTDAは集計範囲に含まれておりません。
  • ※Scope3排出量の集計範囲は、(株)伊藤園および国内連結子会社を対象としています。
  • ※算定方法について
    • Scope1排出量：燃料種別の使用量に、地球温暖化対策の推進に関する法律で定められた燃料種別のCO2排出係数を乗じて算定
    • Scope2排出量：
      • （国内）購入電力量から非化石証書の電力量を控除した電力量に、電気事業者別の調整後排出係数を乗じて算定
      • （海外）購入電力量に、「LCIデータベース IDEA」（国立研究開発法人産業技術総合研究所）の国別排出係数を乗じて算定
  • ※Scope3排出量：Scope1、2以外のその他の間接排出
  • ※Scope3各カテゴリの算定方法について
    • カテゴリ1：調達品（原料、資材等）における資源採掘や原料栽培～製造・加工段階の排出量に加え、委託先工場でのエネルギー使用に伴う排出量を合算して算定。調達品（原料、資材等）は各品目の重量または購入金額に、データベースの排出原単位を乗じて算出。委託先工場でのエネルギー使用に伴う排出量は、委託先工場で使用したエネルギーのうち当社製品製造分を対象にScope1、2と同様の方法で算定
    • カテゴリ2：有形固定資産の購入額に、データベースの排出原単位を乗じて算定
    • カテゴリ3：燃料や電力の購入量に、データベースのエネルギー種別排出原単位を乗じて算定
    • カテゴリ4：自社が荷主となって輸送した製品の輸送量または輸送金額をもとに、経済産業省が公表している「ロジスティクス分野におけるCO2 排出量算定方法 共同ガイドラインVer. 3.2」に掲載された方法にて算定
    • カテゴリ5：廃棄物種類ごとの排出量にデータベースの排出原単位を乗じて算定
    • カテゴリ6：従業員数にデータベースの排出原単位を乗じて算定
    • カテゴリ7：従業員数に勤務日数を乗じ、勤務地が位置する都市区分毎の排出原単位を乗じて算定
    • カテゴリ12：販売した製品に使用された資材重量から自社での回収量を控除した重量に、データベースの排出原単位を乗じて算定
    • カテゴリ13：自販機およびショーケースの電力消費量に排出係数を乗じて算定
    • カテゴリ14：FC加盟店の排出量は、直営店のエネルギー使用量に基づき、推定して算定
  • ※カテゴリ1における委託先工場については、年1回実施しているエネルギー使用量集計調査を通じて委託先工場におけるScope1、2排出量を集計しています。
  • ※GHG排出量はKPMGあずさサステナビリティ株式会社による第三者保証を受けています。第三者保証の対象となっている数値を★で示しています。
  • ※各年度ともにGHG排出量は、5月1日～翌年4月30日を対象に集計しています。ただし、Scope3カテゴリ12については、一部のグループ会社で容器包装リサイクル法に基づき、報告対象会社が負担する当該年度の再商品化委託料金算定のために報告した前年度の排出実績より算定しています。
  • ※数値については四捨五入により、合計値が合わない場合があります。
  • ※GHG排出量の排出係数は、以下のデータベースにより算定しています。
    • 2018年度～2022年度実績
      • 「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース（Ver3.3）」（2023年3月、環境省）
      • 「LCIデータベース IDEA version 3.2」（国立研究開発法人産業技術総合研究所）
    • 2023年度実績
      • 「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース（Ver3.4）」（2024年3月、環境省）
      • 「LCIデータベース IDEA version 3.3」（国立研究開発法人産業技術総合研究所）

第三者保証報告書PDF

Scope1、2におけるGHG
排出量の内訳（2024年4月期）

（単位：千t CO2）
GHG種類 排出量
二酸化炭素（CO2） 77
メタン（CH4） 0
一酸化二窒素（N2O） 0
ハイドロフルオロカーボン類（HFCS） 1
パーフルオロカーボン類（PFCS） 0
六フッ化硫黄（SF6） 0
三フッ化窒素（NF3） 0
  • ※集計範囲は、(株)伊藤園および連結子会社を対象としています。
  • ※数値については四捨五入により、合計値が合わない場合があります。

生産（工場）における
GHG排出量と排出原単位※

2019年4月期 2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
GHG排出量（単位：千ｔCO2） 11 10 10 10
GHG原単位（単位：ｔCO2/ｔ） 0.167 0.163 0.169 0.174
  • ※原単位は生産1tあたりの排出量

エネルギー使用量

エネルギー種類 2019年4月期 2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
ガソリン（単位：kl） 1,795 1,491 1,455 1,373
灯油（単位：kl） 112 104 103 111
軽油（単位：kl） 8,822 7,684 7,441 7,295
A重油（単位：kl） 1,555 1,297 1,291 1,265
LPG（単位：t） 1,477 2,138 2,196 1,915
LNG（単位：t） 1,836 1,718 1,717 1,867
CNG（単位：千㎥） 2 0 0 0
都市ガス（単位：千N㎥） 2,315 2,341 1,945 1,641
電力（単位：千kwh） 87,720 82,204 82,050 82,940
購入蒸気等（単位：千GJ） 5 4 5 6
エネルギー使用総量（単位：千GJ） 1,616 1,525 1,497 1,468
  • ※集計範囲は、(株)伊藤園および連結子会社を対象としています。
  • ※電力使用量には自家発電量を含みます。

水資源

１.自社

水源別取水量

（単位：千㎥）
取水源 2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
河川・湖沼等 425 324 386
地下水 358 355 345
水道水 569 596 604
合計 1,352 1,275 1,335★

排出先別排水量

（単位：千㎥）
排水先 2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
河川・湖沼等 151 140 154
海 297 277 321
下水 494 519 524
その他（用水路、山への散水等） 0 0 0
合計 942 936 1,000
  • ※集計範囲は、(株)伊藤園および連結子会社を対象としています。一部推計を含みます。
  • ※Cafetalera de Tierras Ticas, S.A.およびITO EN AUSTRALIA PTY. LTDの自社農園での水源別取水量および排水量は含まれていません。
  • ※取水量はKPMGあずさサステナビリティ株式会社による第三者保証を受けています。第三者保証の対象となっている数値を★で示しています。
  • ※数値については四捨五入により、合計値が合わない場合があります。
  • ※一部の工場において、2023年4月期の水源別取水量に集計誤りがあり、過年度実績値について遡及修正しています。

２.飲料製造委託先

水源別取水量

（単位：千㎥）
取水源 2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
地下水 14,239 14,246 12,379
水道水 187 114 99
工業用水 3,423 3,319 2,930
合計 17,848 17,679 15,408★

排出先別排水量

（単位：千㎥）
排水先 2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
河川・湖沼等 11,290 11,637 9,567
海 1,145 843 1,156
下水 241 165 91
合計 12,676 12,645 10,814
  • ※集計範囲は、(株)伊藤園の飲料製造委託先で使用した水のうち、当社製造分を対象としています。一部推計を含みます。
  • ※取水量はKPMGあずさサステナビリティ株式会社による第三者保証を受けています。第三者保証の対象となっている数値を★で示しています。
  • ※数値については四捨五入により、合計値が合わない場合があります。
  • ※一部の工場において、2023年4月期の水源別取水量および排出先別排水量に集計誤りがあり、過年度実績値について遡及修正しています。

第三者保証報告書PDF

廃棄物削減と汚染の防止

廃棄物排出量と再資源化率

2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
廃棄物排出量（単位：t） 17,085 15,888 14,356
再資源化率（単位：％） 98.7 99.1 99.2

有害廃棄物※排出量

（単位：t）
2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
有害廃棄物排出量 0.04 0.02 0.00
  • ※特別管理産業廃棄物における特定有害産業廃棄物

食品リサイクル率

（単位：％）
2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
食品リサイクル率 94.4 94.8 94.4

製品原料使用量

（単位：t）
2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
荒茶（緑茶原料） 19,475 17,936 17,888
その他原料（ウーロン茶、紅茶、果汁原料など） 76,742 71,856 66,921
合計 96,218 89,792 84,809

緑茶包装工場における再資源化率

（単位：％）
2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
再資源化率 100.0 100.0 100.0

回収した空き容器の再資源化率

（単位：％）
2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
再資源化率 100.0 100.0 100.0

大気汚染防止

（単位：t）
2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
NOX（窒素酸化物）排出量 126.4 121.3 118.7
SOX（硫黄酸化物）排出量 4.0 3.5 3.3
VOC（揮発性有機化合物）排出量 0.0 0.0 0.0

環境マネジメントシステム認証取得状況

ISO14001取得状況

事業所数 取得事業所数 取得率
株式会社 伊藤園 185 185 100%
株式会社 沖縄伊藤園 2 2 100%
株式会社 グリーンバリュー 5 5 100%
伊藤園産業 株式会社 3 3 100%
株式会社 伊藤園関西茶業 1 1 100%

事業活動による環境への影響

伊藤園は、バリューチェーン全体で資源やエネルギーの使用量と環境負荷などの総量を把握し、継続的にさまざまな環境負荷の低減を進めています。ここでは、事業活動による環境への影響をインプット・アウトプットで示しています。

事業活動におけるインプット・アウトプットの図
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社会

事業年度は、5月1日から翌年4月30日までを対象としています。

社会貢献活動

2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
社会貢献活動支出総額（百万円） 120 109 202

お客様からの声

2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
お客様相談室に
寄せられた意見・ニーズ（件）		 31,761 31,075 33,349

人材育成

2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
ティーテイスター社内検定保有者（人）
※1 ※2		 2,321 2,325 2,396
野菜・果実マイスター社内検定保有者（人）※1 ※2 － 429 508
社員の提案件数
（Voice制度）（件）		 21,392 21,467 20,982
茶道初級レベル以上
保有者数（人） 		117 121 134
伊藤園大学卒業者数（人）※2 525 482 466
伊藤園大学院卒業者※2 年間（人） 30 22 21
累計（人） 200 222 243
幹部候補養成研修
受講者数 		累計（人） 551 768 1,017
教育・研修
（オンライン教育・
e-learning含む）		 年間受講のべ人数（人） 55,032 89,009 127,171
総受講時間（時間） 261.0 291.0 490.0
総受講回数（回） 102 97 675
1人当たりの受講時間（分） 362.0 683.0 846.0
1人当たりの教育費（千円） 19 34 47
  1. ※1翌年5月時点
  2. ※2集計範囲は、国内グループ会社を対象としています。

エンゲージメント

2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
従業員エンゲージメントスコア
（6点満点）		 3.22 3.18 3.99※
  1. ※2024年4月期より調査方法を変更しています（従来基準での2024年4月期スコアは3.19）。

流動性

2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
新卒採用者 人数（人） 138 207 177
人数（うち女性）（人） 19 38 42
女性新卒採用比率 13.8% 18.4% 23.7%
平均勤続年数 男性（年） 17.4 17.8 18.5
女性（年） 12.0 12.2 12.3
全体（年） 16.7 17.2 17.7
正社員離職率 3.86% 4.65% 2.91%
新卒採用者離職率
（3年以内）		 28.1% 29.3% 37.8%

ダイバーシティ

2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
従業員（連結） 男性（人） 6,528 6,436 6,415
女性（人） 1,500 1,492 1,514
全体（人） 8,028 7,928 7,929
女性従業員比率 18.7% 18.8% 19.1%
従業員（単独） 男性（人） 4,584 4,596 4,593
女性（人） 591 609 633
全体（人） 5,175 5,205 5,226
女性従業員比率 11.4% 11.7% 12.1%
女性管理職比率 2.8% 3.3% 3.7%
平均年齢 男性（歳） 40.9 41.5 42.2
女性（歳） 36.3 36.6 36.9
全体（歳） 40.3 40.9 41.5
年齢構成 30歳未満 19.7% 19.4% 19.2%
30歳～50歳未満 62.7% 59.9% 56.4%
50歳以上 17.6% 20.7% 24.4%
外国籍社員数（人） 14 14 15
海外研修制度利用者数（人） 45 22 24
出向経験人数（年度末時点）（人） 115 108 120
スペシャリスト職の人数（人） 17 17 228
中途採用比率 11.5% 15.9% 6.3%
障がい者雇用率 2.46% 2.48% 2.50%
障がいのある社員の平均勤続年数（年） 16.0 16.2 14.7
年次有給休暇取得率 52.1% 54.8% 60.9%
育児休業取得 人数（人） 72 99 75
人数（うち男性）（人） 45 42 47
男性育児休業
取得率 		29.7% 32.3% 43.1%
育児休業後の
復職率 		97.1% 98.0% 93.1%
介護休業制度利用者（人） 3 2 2
男女間賃金格差
（男性100とした場合）		 正社員 74.3% 77.3% 79.8%
正社員
（うち課長職） 		90.3% 94.2% 92.5%
正社員
（うち勤続10年未満） 		94.3% 94.2% 94.3%

健康・安全

2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
健康教育受講のべ人数
（e-learningによる教育）（人）		 8,646 20,566 28,587
車両研修受講のべ人数（人） 1,869 3,477 3,677
健康診断受診率 100.0% 100.0% 100.0%
ストレスチェック受検率 96.2% 96.7% 96.9%
労働災害事故発生件数（件） 110 116 105
労働災害度数率 1.86% 2.26% 1.92%
労働災害による死亡者数（人） 0 0 0
時間外労働時間
（1ヵ月当たり）（時間） 		24.9 25.4 24.0

労働慣行・コンプライアンス

2022年4月期 2023年4月期 2024年4月期
コンプライアンス教育受講割合 85.1% 92.9% 90.7%
企業倫理ホットラインへの通報件数（件） 34 58 54
法的措置を受けた件数（贈収賄）（件） 0 0 0