茶殻リサイクル製品の
サステナブルポイント

茶殻リサイクルによって作られた建材・樹脂・紙などは様々な形に変わって身近な場所で活躍していて、
どの製品にも地球にやさしいサステナブルなポイントがあります。
それぞれ、どのようなポイントがあるのか見てみましょう。

  • 建材
  • 樹脂
  • 紙
  • その他

建材

建材

素材特長茶配合ボード

主に畳材や床下材、屋根下地材に利用されるインシュレーションボードに、含水の茶殻を配合した「茶配合ボード」。 緑茶成分の働きによる消臭効果などにより、快適な住まいを創造します。

サステナブルポイント

木材の使用量削減を実現しています。製品の1つである「茶配合ボード」は、2002年9月にエコマーク製品として認定され、20年以上も維持しています。

樹脂

樹脂

素材特長茶配合樹脂

樹脂ペレットの製造過程で含水の茶殻を配合した「茶配合樹脂」を日油株式会社と共同開発。緑茶ポリフェノール、茶の香りなどの固定に成功しました。棒状・板状にする押出成形や、金型に流し込む射出成形など、成形方法の違いによりさまざまな日用品や文具、袋(フィルム)などに活用できます。

サステナブルポイント

石油由来プラスチックの使用量削減や、CO2の排出削減につながっています。

紙

紙

素材特長茶殻入り紙製品

茶殻を紙パルプと混合して製紙し、3タイプの紙製品を開発しました。繊維化した茶殻を使用し、見た目と香りから茶殻を感じる「1層抄き紙」。茶殻を微細・繊維化して中層に配合することで、茶殻による印字の見えづらさを克服した「多層抄き紙(茶殻配合印刷用紙)」。レンゴー株式会社と共同開発した「茶殻入り段ボール」は段ボールとしての強度はそのままに、茶殻の消臭効果で古紙のにおいを低減します。

サステナブルポイント

茶殻を紙パルプと混合して製紙しているため、茶殻により紙原料の使用量を抑えることができます。

その他

その他

素材特長茶殻

茶殻を微細化することで茶殻配合シートや茶殻抗菌シールなど、それぞれの機能価値を活かした製品を開発しています。

サステナブルポイント

余計な粉砕エネルギーを使用せずに茶殻を微細化しています。
原料の一部に茶殻を使用しています。

素材特長シルバースキンやむぎ茶殻

コーヒー生豆を焙煎する工程で取り除かれる薄い種皮「シルバースキン」や、むぎ茶飲料の製造時に排出する「むぎ茶殻」をアップサイクルしています。パルプ等の使用量削減や、例えば「シルバースキン配合紙ストローや紙ナプキン」、「むぎ茶殻配合緩衝材」など、それぞれの機能価値を生かした製品を開発しています。

サステナブルポイント

パルプの一部に使用することで、限りある資源である古紙の使用量を削減することができます。
また、むぎ茶殻配合緩衝材はむぎ茶殻の効果により強度を向上することができるため、緩衝材を軽量化することができます。

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